リレックス スマイル 研究会

合併症・リカバリー

合併症・リカバリー

リレックススマイル手術における主な合併症の報告です。現時点で失明の報告はありません。

サクションロス

手術中にレーザーの目に接触する部分の吸引固定が外れてレーザーがストップすることがあります。
緊張せず、目標のランプを見ることによりほとんど起きませんが、もし起きたとしても、レーザーが中盤まで終えていれば再度照射によりそのまま手術は続行可能です。
中盤以前に起こった場合は、2~3ヶ月待ってから再度手術を行います。

レンチクル残存

矯正のために切除する角膜実質(レンチクル)を摘出する際に、レンチクルが裂けてしまい、切断面に残ってしまう合併症も報告されておりますが、そのような際にでも、レーシックへ切り替え、フラップを開けることにより、除去することは可能です。

低矯正

レーシックと違い過矯正になることは稀ですが、低矯正に終わり望まれる視力を得られないことがあります。その際は、追加矯正をすることにより最終的に望まれる視力に近づけることが可能です。(リレックス スマイルではなく、他の術式になります)

炎症・感染

傷口が小さいことにより、術後の炎症や感染は非常に起こりにくいです。ただし、点眼など術後の決まりをしっかり守っていただく必要はあります。
もし炎症や感染が起きた場合は点眼や内服薬にて適切に治療します。

ケラトエクタジア

スマイルでもレーシック同様、非常に稀ですが術後に円錐角膜のように角膜が歪んで不正乱視を生じることが報告されております。そのため、適応検査ではしっかり角膜の形状や厚みを測定し、スマイルに向いている目かどうかを見極めます。