リレックス スマイル 研究会

ドクターリレーコラム

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サイト掲載日 2018年04月21日

SMILEの近況〜SMILEは結果もスマイル?

 

現在、当院で角膜屈折矯正手術をご希望される患者様は、概ねSMILE:LASIK=4:1の割合でSMILE を選択されます。

SMILE はLASIKの欠点を克服し、小さな創口で外力に強く、ドライアイになりにくく、生体力学的にも視力・屈折的にも安定性が良好であることがその特徴です。
当院では、2012年の開始以降年々増加しており、手術実積数は約1000眼に到達します。
昨年の日本眼科学会で片岡らが「SMILE 術後2年の成績」につきご報告しましたが、術後2年の裸眼視力は1.51、自覚的等価球面度数は+0.04±0.27D、有効係数は1.02±0.18、安全係数は1.08±0.14と非常に良好な成績が得られ、術後2年においてSMILEは安全かつ有効な屈折矯正手術であることを裏付けました。
私自身、中村院長にSMILE手術を初めて教えて頂き知った時、何と素晴らしい技術なんだろうと感動したことを今でも鮮明に覚えています。
当院では、術後3〜5年以上経過した患者様も拝見しますが、視力・屈折ともに皆さんとても良い状態を保たれており、改めてこの手術の良さを実感しています。
まだ、一般の方には認知度が高くないと思いますので、今後長期データをまとめ正しい情報をお伝えし、多くの方が安心して長期に渡り裸眼で快適に過ごす?SMILEのお手伝いができればと考えています。
名古屋アイクリニック
水野 泰子