リレックス スマイル 研究会

ドクターリレーコラム

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サイト掲載日 2017年07月03日

ReLEx SMILE ~最適な選択肢の一つとして~

医療技術の進歩により、屈折矯正手術の選択肢は年々増えています。
当院では、有水晶体眼内レンズ手術、多焦点眼レンズ手術に続いて、平成21年よりLASIKを開始しました。
各種治療の結果は良好で、患者様の満足度も概ね高いのですが、やはりどの治療法にも得手不得手があり、治療法の選択には決め手を欠く状況でした。
そのような状況の中で出会った治療法が、ReLEx SMILEでした。角膜にフラップの作成を必要とせず、約3mm前後の手術創から施行が可能な手術手技に、大きな衝撃をうけました。早速メーカーへ問い合わせ、本社への見学をお願いし、ドイツのイエナで施設見学と様々なレクチャーを受け、当院にも導入することを決めました。
それからしばしの準備期間を経て、平成23年に北里大学に続き、国内2施設目にReLEx SMILEを導入し、現在に至っております。
導入後の印象は予想以上で、術後の痛みが少ない、術後ドライアイになりにくい、球面収差が生じにくい、長期安定性に優れるなど、フラップを作成しないことに起因するメリットが、LASIKに比べて非常に大きいと感じております。
これからも様々な屈折矯正手術を行っていく中で、患者様により良い最適な選択肢の一つとして、ReLEx SMILEを提供し続けていきたいと考えています。

医療法人永世会 伊万里眼科   
谷口 亮